曲メモメモ
曲メモ。
独断偏見。自分勝手メモ。
神僕からニューアルバムのニューアルバム。
1.オーバータイムオーバーラン
曲構成から。
A→B→サビ→2A→2B→2サビ→(Cメロ)ラスサビ
という一般的に多い構成ではなく、
A→サビ→2A→2B→2サビ→ラスサビの展開。
(こういう時にサビをBメロとする?考え方もあるらしい)
個人的に、サビが頭よりに来る曲はアッパーチューンが多い気がする。
この曲もアップテンポだし、当てはまっているのではないかと。
鋭いドラムとギターの掛け合いから始まる。
Aメロからはギターの細かい動きと、4つ打ちキックが心地いい。
サビは2拍のアーフタクトで入るが、
楽器隊がいなくなるその2拍が「ザ・サビ」という感じがして好き。
そして神僕の曲の中では、サビのキーもやや低めかと。
でも、ハモリでバランスが取れているのでちゃんと厚みはある印象。
歌詞に関しては、ポジティブな言い回しが多いような気がする。
アルバム一番手としてぴったりだなぁと思う。(作ったのは最後の方だとインタビューで答えていたが。)
2 . 20XX
曲構成は、
A→B→1サビ→2A→2B→2サビ→C
展開したまま終わる構成になるが、
Cの最後のフレーズはサビと同じなので、締まりはとても良い。
曲始まりは、スローテンポ4小節のギター。
2拍のシンバルとドラムから一気にテンポアップ。
ライブなんかで、スローテンポの部分をアレンジからの2拍シンバルで曲スタート!
なんて流れにしたら物凄くかっこいいんだろうなあ。とか色々想像が膨らんだ。
曲全体、特にサビでは音の高低の動きがすごい。
下がった音でもビブラートをかけるところはかける。
歌い上げるの流石だなあ、という感じ。
曲タイトルやMVの背景からもわかるように、
テーマのようなものは時間や時代なのだろう。
1番での”モデラートなペースで廻る世界”に対して、
2番では”アンダンテなテンポじゃ乗り損なう”と歌われている。
つまり世界と自分とのギャップ。
他にも少し皮肉を交えた歌詞を含め、
むしゃらに生き、もがき苦しむような不器用さもうかがえる。
まさに、現代の若者がぶつかって行くこの社会を、どう生きてやるか?ということか。
よく考えさせられる歌詞である。(歌詞解釈をしている方のサイトを見ると色々な解釈があり面白い。)